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2008年05月13日

十勝のダム群

どちらかというと、流れのあるところでの釣りが好きなので、あんまり行かないといえば行かないんだけど、十勝の好きな川にもダムがあるので関わりながら釣りをすることになる。

発電用ダムの放水時間を狙うとか
増水期の放水を狙うとか


特に上流部、新得町は支流の佐幌ダム・トムラウシダムの他、本流は岩松・十勝・上岩松ダムが連続していて、ダムの放水の状況で釣果も釣れる場所もかなり変わってくる。

近くに住んでいるわけじゃないので、はるばる行って悲しい気持ちにはなりたくないからね。どうしても釣れるタイミングを狙ってしまう。仕事するようになってからはますますそうだ。本当は釣れない時期に行ってこそ、その川の特徴が見えてくると思うんだけどね。こればかりは仕方がない。



もともとが大型魚を育む環境だとは思うんだけど、ダム湖の存在は、特にニジマスやブラウンといった放流魚の巨大化には相当寄与しているんだろうなって思う。

音更川水系や利別川水系にはブラウンが生息しているが、ダム湖に放流されているワカサギを食い漁ってブクブクに肥え太っている
産卵直後でやせ細っているかと思いきや、その身は脂で包丁がべたべたになるほどの個体にも出会ったことがある(ブラウンに関してはリリースにこだわらない)。
昔は糠平ダムにしかいなかったのだが、音更川水系と利別川水系はダムを通して繋がっているので、往来しているのか流されているのかして生息域を広げていったのだろう。もちろん放流もされてるんだろうけどね。

逆に在来種にとっては、ダム湖の存在は厄介なのだろう。
2~3年前に十勝でイトウの産卵が確認されたが、その産卵場所はダム下だったという。
下流のアメマスは有名だけど、上流部でイワナに会う機会はそんなにない。一部の支流でそこそこ釣れるくらいで、それこそどこにでもいるような魚なんだけど印象が薄い。むしろオショロコマのほうがたくさん釣れている。
ヤマメに至っては、俺自身十勝川水系で一度も釣ったことがない。釣具屋で「どこかやマメの釣れるところない?」と聞いても、良い返事が返ってきたためしがない。
もちろんこれは、ダムのせいだけじゃない。むしろ千代田堰堤の方が大きな影響を与えているとは思う。


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