2010年07月31日
2010年07月30日
頭首工
日高山脈の川には、暴れ川が多い。
急峻な山脈の、深い谷を一気に降った川は、元々砂漠だった十勝平野を直線的に駆け抜けるために、平野部でもかなり流れが速い。しかもちょっとした雨で一気に増水するので、治水事業が盛ん。
ニジマスで有名な戸蔦別川辺りを例にとっても、幌尻山荘の遙か奥から、札内川との合流点まで、拓成ダムのような巨大な砂防ダムも含めて、ほぼ数百mおきに魚道のない砂防ダムが連続している。
こんな川では、放流されたニジマスくらいしか残らないのは当然で、ヤマメはとうに絶滅したし、アメマスも遡上してこられないから、少なくとも俺は釣ったことがないし、オショロコマにしても、ごくごく稀に釣れる程度。
それでも強い流れに揉まれた放流魚は、すぐにワイルド化するので、それ故に釣り味は良いわけだが、まぁそれでも川の状況を知れば知るほど燃えるものは少ないんだよな。
ま、それはそれとして、夕闇迫る時間帯の最後の勝負として、この頭首工に立ち寄った。

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急峻な山脈の、深い谷を一気に降った川は、元々砂漠だった十勝平野を直線的に駆け抜けるために、平野部でもかなり流れが速い。しかもちょっとした雨で一気に増水するので、治水事業が盛ん。
ニジマスで有名な戸蔦別川辺りを例にとっても、幌尻山荘の遙か奥から、札内川との合流点まで、拓成ダムのような巨大な砂防ダムも含めて、ほぼ数百mおきに魚道のない砂防ダムが連続している。
こんな川では、放流されたニジマスくらいしか残らないのは当然で、ヤマメはとうに絶滅したし、アメマスも遡上してこられないから、少なくとも俺は釣ったことがないし、オショロコマにしても、ごくごく稀に釣れる程度。
それでも強い流れに揉まれた放流魚は、すぐにワイルド化するので、それ故に釣り味は良いわけだが、まぁそれでも川の状況を知れば知るほど燃えるものは少ないんだよな。
ま、それはそれとして、夕闇迫る時間帯の最後の勝負として、この頭首工に立ち寄った。

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2010年07月26日
2010年07月25日
場所は抑えたものの

これだよこれ。
十勝の川と言えば、この光景。
入渓は、小さな沢を利用。河岸段丘を下って、急流をおっかなびっくり越えて、中洲に辿り着くとこの景色。

見えるだろうか?
一枚目の写真の中央部に護岸があるのを。下流側で目立つポイントはまずここ。
そして、上流側は、中央部に見える崖。これが雰囲気感じる場所。
河畔林生い茂っているように見えるが、その下はほとんどが浅い砂地で、まず以て期待薄。
そもそもが上流側の崖下にしても砂壁だから、真下の流れは砂地だろう。
えっちらおっちらと段丘を降りていった結果がこれだ。
でもまぁこんなことは良くあること。
来ちまった以上は、結果を出すまで竿を振るだけよ。
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2010年07月24日
初めて入った川
十勝、それも日高山脈を水源とする川というと、
上流:渓谷
中流:岩石段丘
下流:広大な河原
というのが、だいたいのパターンだと感じる。
で、俺はこういう川があんまり得意じゃない。
上流域は、足場が高いポイントが多くて苦労するし、
中流域は、底が砂や砂利なので、あまり魚が付いていないように思うし、
下流域は、ポイント探し、移動するので疲れる
から。おまけに水はひどくキレイだし、俺は膝が悪いしで、ストーキングが大変なんだよね。
もちろん、ほとんどが急流なので、そこに棲む魚はもれなくパワフル、これがなんと言っても魅力なんだが…
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上流:渓谷
中流:岩石段丘
下流:広大な河原
というのが、だいたいのパターンだと感じる。
で、俺はこういう川があんまり得意じゃない。
上流域は、足場が高いポイントが多くて苦労するし、
中流域は、底が砂や砂利なので、あまり魚が付いていないように思うし、
下流域は、ポイント探し、移動するので疲れる
から。おまけに水はひどくキレイだし、俺は膝が悪いしで、ストーキングが大変なんだよね。
もちろん、ほとんどが急流なので、そこに棲む魚はもれなくパワフル、これがなんと言っても魅力なんだが…
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2010年07月23日
十勝
朝起きると雨が降っていた。
これじゃあ雨に弱い十勝のこと、川は釣りになるまいと、早々に見切りつけてショアに繰り出した。
向かった場所は、南十勝ではヤマメと言えばこの川!の河口海岸。
のつもりだったのだけど、よくよく考えれば、そういう場所には人が集まるはず。
あずましくない釣りがどうにも苦手な俺は、やっぱりそういう場所を避けて、ひと気のない、小さな沢が流れ込む場所に入った。

岸から100mの地点にテトラが並んでおり、その間を狙ってみる。
海草が結構生えている様子だったので、アブラコも期待したのだが…
結局バイト1回だけ。
雨はさほどの量でもなく、すぐに上がったので、再び川に向かうことにした。
これじゃあ雨に弱い十勝のこと、川は釣りになるまいと、早々に見切りつけてショアに繰り出した。
向かった場所は、南十勝ではヤマメと言えばこの川!の河口海岸。
のつもりだったのだけど、よくよく考えれば、そういう場所には人が集まるはず。
あずましくない釣りがどうにも苦手な俺は、やっぱりそういう場所を避けて、ひと気のない、小さな沢が流れ込む場所に入った。

岸から100mの地点にテトラが並んでおり、その間を狙ってみる。
海草が結構生えている様子だったので、アブラコも期待したのだが…
結局バイト1回だけ。
雨はさほどの量でもなく、すぐに上がったので、再び川に向かうことにした。
2010年07月22日
おいしそう
見るからにおいしそうな流れでしょ?

狙い所はたくさんあるしね。
ただ、残念なことに、この流れは道道の橋の真下。
ま、時間的にはもう日没ってところだったからね。ラスト一勝負!には、もうここしかない状況だったのだ。
結果は、ちびニジが2匹。写真は無し。小さいので即リリースしました。
ボウズ食らわなかったからよし。

狙い所はたくさんあるしね。
ただ、残念なことに、この流れは道道の橋の真下。
ま、時間的にはもう日没ってところだったからね。ラスト一勝負!には、もうここしかない状況だったのだ。
結果は、ちびニジが2匹。写真は無し。小さいので即リリースしました。
ボウズ食らわなかったからよし。
2010年07月21日
リザーバー
急流の多い十勝、どうしてもリザーバーは鍵になってしまう。
林道をざくざく進んで

たどり着いた砂防ダム。

砂防ダムと言ってもこの水量。
単に治水目的、というだけで、規模はそこら辺の小規模ダムにも引けを取らない。
早速開始。
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林道をざくざく進んで

たどり着いた砂防ダム。

砂防ダムと言ってもこの水量。
単に治水目的、というだけで、規模はそこら辺の小規模ダムにも引けを取らない。
早速開始。
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