2008年11月20日
外来魚?
ニュースにしても、某雑誌にしても、外来魚を語る際にやたらと問題になるのは、「魚食性」なんだが、「要注意外来生物リスト」を見てもわかるように、問題なのは、魚食性ばかりではない。
エサや生息場所の奪い合い。産卵期のズレによって、在来種の産卵床を荒らす可能性が指摘されている。
河川残留の個体に限れば、特にニジマスやブラウンは、在来のサケマスに比べると、成長は著しく早い。
そして、在来のサケマスよりも産卵時期が遅い。
つまりそれはどういうことになる?
某雑誌の記事を見ると、
「外来魚はそもそもいてはいけないもの」、「外来種だから駆除すべき」といった、一部の研究者やマスコミによって近年つくり上げられてきた、ブラウントラウトの悪いイメージ
という書き方がされていた。
それは単なるイメージなのか?
外来種を駆除しても、在来種の復元は望めない、何もいない川になってしまうだけ…
そんな文章も見かけたが、本当にそうかい?
手立てはあるんじゃないのかい?
逆に聞いてみたいね。
外来種はいてもいいものなの?
外来種と言っても保護されるべきものなの?
この質問も"禁句"なんですかね。
エサや生息場所の奪い合い。産卵期のズレによって、在来種の産卵床を荒らす可能性が指摘されている。
河川残留の個体に限れば、特にニジマスやブラウンは、在来のサケマスに比べると、成長は著しく早い。
そして、在来のサケマスよりも産卵時期が遅い。
つまりそれはどういうことになる?
某雑誌の記事を見ると、
「外来魚はそもそもいてはいけないもの」、「外来種だから駆除すべき」といった、一部の研究者やマスコミによって近年つくり上げられてきた、ブラウントラウトの悪いイメージ
という書き方がされていた。
それは単なるイメージなのか?
外来種を駆除しても、在来種の復元は望めない、何もいない川になってしまうだけ…
そんな文章も見かけたが、本当にそうかい?
手立てはあるんじゃないのかい?
逆に聞いてみたいね。
外来種はいてもいいものなの?
外来種と言っても保護されるべきものなの?
この質問も"禁句"なんですかね。
Posted by あに at 12:06│Comments(3)
│おしゃべり
この記事へのコメント
だったらリリースしなきゃいいじゃん。
ニジマスだって外来魚なんだから。
言ってる事とやってる事が矛盾してますよ。
ニジマスだって外来魚なんだから。
言ってる事とやってる事が矛盾してますよ。
Posted by うんこ at 2008年11月20日 13:55
難しいですね。
同じ外来種であるニジマスとブラウンの扱いの差。
ニジマスは観光資源として放流されて、ブラウンは駆除の対象ですもんね。
在来種を増やす、減らさない様にするならば、川の人工物も気になりますが・・・
同じ外来種であるニジマスとブラウンの扱いの差。
ニジマスは観光資源として放流されて、ブラウンは駆除の対象ですもんね。
在来種を増やす、減らさない様にするならば、川の人工物も気になりますが・・・
Posted by junpon
at 2008年11月21日 08:33

この関連の記事は、これで完結したわけではないので、まぁ続きを読んでくれ、というところですね。
>junponさん
外来魚に限らず、生態系の回復を検討する場合、研究者レベルでは概ね明治時代を基準に考えていると聞いたことがあります。
つまり明治時代以前までに戻そうとは考えるべきではない、ということでしょうか。
ニジマスそのものの移殖は明治時代ですので、あまり検討対象とは
ならないようですね。
もちろん拡散については、個人レベルの放流だって相当数あるわけですから、一概に規制しないというのはどうだろうなぁ、とは思いますが…
>junponさん
外来魚に限らず、生態系の回復を検討する場合、研究者レベルでは概ね明治時代を基準に考えていると聞いたことがあります。
つまり明治時代以前までに戻そうとは考えるべきではない、ということでしょうか。
ニジマスそのものの移殖は明治時代ですので、あまり検討対象とは
ならないようですね。
もちろん拡散については、個人レベルの放流だって相当数あるわけですから、一概に規制しないというのはどうだろうなぁ、とは思いますが…
Posted by あに
at 2008年11月30日 08:06

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