北海道を釣り尽くす…つもり(笑)

さて、再び、ケンさんとの珍道中。

はるばるオホーツクの川まで入って、遠征の難しさ、というか遠征のだめパターンをフルコースで味わってしまった二人。
すっかりテンション下がって、一気に旭川周辺まで戻ってきてしまった。
時間もないので、有名河川を適当に入ることにする。

取水堰は完全開放されており、直線的な流れはなまら激流。

ぉぃぉぃ、釣りになるのかいな？
ま、いまさら釣れようが釣れまいが、変わりはねぇさ。

そんな投げやりな気持ちがないわけでもなく、かといってケツの毛まで釣り欲渦巻く二人は、川に降り立ったさ。

ほどなく、激流のど真ん中からケンさんがニジマスを引っ張り出す。
30cmくらいか？
上流から流されてきたやつが、必死にへばりついてたのかね。

ともかく、これで釣りに来ていたんだ、ということを思い出す。

俺は…全然だめだ。

奥の奥まで両岸の堤防沿いに道があって、流れは直線的。釣り人はどの区間でも好きなように入ることができる。
ハイプレッシャーの川だね。それでもちゃんと魚は居るし、決して評判の悪い川ではない。

やっぱりこういう場所こそ、腕の差が出るもんだね。