2008年08月05日
マッチザ俺
ルアーってかなりいい加減な釣りだと思う
マッチザハッチとか、マッチザベイトなんて言葉がある。
エサ釣りやってる人、フライをやってる人、彼ら彼女らの話を横で聞いていると、「○○を捕食していたから○○じゃ釣れない」とか、「あの川はシビアだから、エサ(毛ばり)を流すラインが1cmでもずれると反応してくれない」なんて言葉を耳にする。
ルアーの俺からすると、「全然そんなことないっしょ!」と思う。
マッチザハッチとか、マッチザベイトなんて言葉がある。
エサ釣りやってる人、フライをやってる人、彼ら彼女らの話を横で聞いていると、「○○を捕食していたから○○じゃ釣れない」とか、「あの川はシビアだから、エサ(毛ばり)を流すラインが1cmでもずれると反応してくれない」なんて言葉を耳にする。
ルアーの俺からすると、「全然そんなことないっしょ!」と思う。
いや、そもそも「マッチザなんとか」というアプローチ自体、俺が全く興味がないってのもあるし、それぞれに「満たされる釣り」をどこにおいているのかの違いってのもあるので、同じ線上で言い切ることはできないのだろうけど。
そうした違いを前提に置いたとしても、ルアーってのは、エサや毛ばりの釣りに比べれば、かなりいい加減な釣りだと思うよ。
俺はカラーローテーションってのはまずしない。最初の1匹が釣れるまではそこそこの試行錯誤はあるけど、1匹釣れたら、まず1日中そのカラーで釣り続ける。
ルアーを交換するのは、流れに大きな変化があったときと、特定の1匹を絶対に釣ってやろうと思ったときくらい。あとは、そのルアーをロストしちゃったときだね。それ以外は、最初の1匹ですべて決めている。
そのときのルアーの選択の基準はというと、「なんとなく」なんだよね。
川に入る前に、地図などの事前情報から、入る区間の流れってのは、どのくらいの大きさ、どの程度の深さなのかってのはある程度わかるので、まずそこで持って行くルアーのサイズがある程度決まる。
それから、その日はどんな釣りをするか?によって、ミノーを持っていくか、スプーンを持っていくか、あるいは他のルアーにするかは大体決めている。
「もしこんな場面になったら」と思うことはもちろんあるんだけど、そんなこと考え出したらきりがないので、持たないことに決めた。たくさんのルアーを持っていくことで「よかった」と思ったことよりも「邪魔くさい」と思ったことの方が多いからね。
そんでいざ川に入ってみた上でカラーを決めるんだけど、それが「なんとなく」なんだよね。「このカラーはなんとなく水の色に、この川に合うな」とか「今日はこのカラーで釣ってみるか」とか。
要するに「マッチザ俺」なんだよね。敢えて言うならね。
で、それで大体釣れているから問題はないんだよな。
流すラインがセンチ単位
ルアーってその繊細さを無視している釣りだよね。いや、俺がそんな釣りをしているだけかな?でも、ルアーだと、そもそもが、そういう魚が捕食している細~いラインを、ルアーは横切っていく釣りだからさ。おまけにルアー自体がセンチ単位のサイズあるので、センチ単位のズレそのものをぶち壊しているわけだ。
おまけに、特にスプーンは、魚たちにとっては、あまりにも「非日常的な存在」のはず。捕食対象に似せて、魚を騙して釣ろうとすれば、そもそもルアーでは限界があるんじゃないか?「騙す」にこだわるのであれば、ルアーである必要はないよな。
でも、ルアーでも魚は釣れる。なぜか釣れる。「なんで釣れるの?」と聞かれると、「そんなの魚に聞いてくれよ」と返事するしかないんだよな。
リアクション
便利な言葉だよね(笑)。
でも、なんでかわからないんだけど、魚がルアーにリアクションしてくれるので釣れるわけだ。
ネコジャラシで子猫かまっているのと同じだなぁ
そう思ってやってる。
実家に行くと、野良猫がはびこっているんだが、こいつらで遊ぶのは楽しみのひとつ。
ネコジャラシだけじゃなく、ルアーでかまってみたり、車のカギとか、とにかく色んなもの使って野良の子猫を刺激して遊ぶ。
「ルアーも同じだな」と、ある時ふとそう思ったんだよね。そう思ってからは、俺自身の釣りがどんどん「いい加減」になっていったかな。そして、「いい加減」になってからの方が、満足いく魚が釣れるようになった。不思議なもんだよね。
「いい加減」じゃちょっとかっこ悪いので「マッチザ俺」
や、もっとかっこ悪いか(苦笑)。
そうした違いを前提に置いたとしても、ルアーってのは、エサや毛ばりの釣りに比べれば、かなりいい加減な釣りだと思うよ。
俺はカラーローテーションってのはまずしない。最初の1匹が釣れるまではそこそこの試行錯誤はあるけど、1匹釣れたら、まず1日中そのカラーで釣り続ける。
ルアーを交換するのは、流れに大きな変化があったときと、特定の1匹を絶対に釣ってやろうと思ったときくらい。あとは、そのルアーをロストしちゃったときだね。それ以外は、最初の1匹ですべて決めている。
そのときのルアーの選択の基準はというと、「なんとなく」なんだよね。
川に入る前に、地図などの事前情報から、入る区間の流れってのは、どのくらいの大きさ、どの程度の深さなのかってのはある程度わかるので、まずそこで持って行くルアーのサイズがある程度決まる。
それから、その日はどんな釣りをするか?によって、ミノーを持っていくか、スプーンを持っていくか、あるいは他のルアーにするかは大体決めている。
「もしこんな場面になったら」と思うことはもちろんあるんだけど、そんなこと考え出したらきりがないので、持たないことに決めた。たくさんのルアーを持っていくことで「よかった」と思ったことよりも「邪魔くさい」と思ったことの方が多いからね。
そんでいざ川に入ってみた上でカラーを決めるんだけど、それが「なんとなく」なんだよね。「このカラーはなんとなく水の色に、この川に合うな」とか「今日はこのカラーで釣ってみるか」とか。
要するに「マッチザ俺」なんだよね。敢えて言うならね。
で、それで大体釣れているから問題はないんだよな。
流すラインがセンチ単位
ルアーってその繊細さを無視している釣りだよね。いや、俺がそんな釣りをしているだけかな?でも、ルアーだと、そもそもが、そういう魚が捕食している細~いラインを、ルアーは横切っていく釣りだからさ。おまけにルアー自体がセンチ単位のサイズあるので、センチ単位のズレそのものをぶち壊しているわけだ。
おまけに、特にスプーンは、魚たちにとっては、あまりにも「非日常的な存在」のはず。捕食対象に似せて、魚を騙して釣ろうとすれば、そもそもルアーでは限界があるんじゃないか?「騙す」にこだわるのであれば、ルアーである必要はないよな。
でも、ルアーでも魚は釣れる。なぜか釣れる。「なんで釣れるの?」と聞かれると、「そんなの魚に聞いてくれよ」と返事するしかないんだよな。
リアクション
便利な言葉だよね(笑)。
でも、なんでかわからないんだけど、魚がルアーにリアクションしてくれるので釣れるわけだ。
ネコジャラシで子猫かまっているのと同じだなぁ
そう思ってやってる。
実家に行くと、野良猫がはびこっているんだが、こいつらで遊ぶのは楽しみのひとつ。
ネコジャラシだけじゃなく、ルアーでかまってみたり、車のカギとか、とにかく色んなもの使って野良の子猫を刺激して遊ぶ。
「ルアーも同じだな」と、ある時ふとそう思ったんだよね。そう思ってからは、俺自身の釣りがどんどん「いい加減」になっていったかな。そして、「いい加減」になってからの方が、満足いく魚が釣れるようになった。不思議なもんだよね。
「いい加減」じゃちょっとかっこ悪いので「マッチザ俺」
や、もっとかっこ悪いか(苦笑)。
Posted by あに at 12:05│Comments(7)
│おしゃべり
この記事へのコメント
ルアー(魅惑する、魅了する)
とても共感出来ますね^^
ただ・・私はもっと単純(笑)
この色が好き!!
この色が嫌いな魚は釣れなくて良し←んな訳は無いんだけどf^^;
でも偏食?ですね・・
ルアーワレットの中(約40枚)全部同じカラーだし(笑)
とても共感出来ますね^^
ただ・・私はもっと単純(笑)
この色が好き!!
この色が嫌いな魚は釣れなくて良し←んな訳は無いんだけどf^^;
でも偏食?ですね・・
ルアーワレットの中(約40枚)全部同じカラーだし(笑)
Posted by Cardinal at 2008年08月05日 13:06
どうして釣れるのかは人間には分かりませんよねー。
自分の釣りスタイルの中での妄想=理由に
なってるのかな・・・。
秋遅く、飛ぶ虫も居ないのに、でかいエルクヘアカディスにでかいニジが出てくるし、イクラやイタドリだって、そうそうは流れてない(笑。
ミノーの腹めがけて真横から突撃してくるヤマメは捕食というより、よそ者排除?
ある時期の記憶で捕食するって人もいるけど・・どうでしょうかね。
んー難しい
真夏の本流が冷たくたっぷり流れる妄想でも
して涼をとりますわ~
自分の釣りスタイルの中での妄想=理由に
なってるのかな・・・。
秋遅く、飛ぶ虫も居ないのに、でかいエルクヘアカディスにでかいニジが出てくるし、イクラやイタドリだって、そうそうは流れてない(笑。
ミノーの腹めがけて真横から突撃してくるヤマメは捕食というより、よそ者排除?
ある時期の記憶で捕食するって人もいるけど・・どうでしょうかね。
んー難しい
真夏の本流が冷たくたっぷり流れる妄想でも
して涼をとりますわ~
Posted by ツノ at 2008年08月05日 19:26
こんばんわ!
「マッチザ俺」納得です!
使う人の拘りとか先入観ですね!
俺も一日最初の一匹釣れてからは、ルアーチェンジほとんどしてないです。
「マッチザ俺」納得です!
使う人の拘りとか先入観ですね!
俺も一日最初の一匹釣れてからは、ルアーチェンジほとんどしてないです。
Posted by junpon at 2008年08月05日 23:00
こんばんわ!
私は自分の使いたいルアーを使うかな。難しい事はあまり考えない質でして(^_^;)
雑誌やDVD、人の釣り方などは参考になりますが最終的には自分のやりたい釣りになってますからね♪
私は自分の使いたいルアーを使うかな。難しい事はあまり考えない質でして(^_^;)
雑誌やDVD、人の釣り方などは参考になりますが最終的には自分のやりたい釣りになってますからね♪
Posted by ちゃお at 2008年08月06日 01:58
>Cardinal さん
カラーで統一しているんですね!
俺は、カラーローテーションは必要だと思っているので、ある意味対極にいますね!
これだからルアーは面白いと思いました!
>ツノさん
ヤマメはナワバリを持つので、その可能性はありますよね。
ある研究では、パーマークに対して攻撃する本能がトラウトにはあるとも。
赤にも攻撃するとも言いますね。
まぁでも結局わからないので、たくさん釣って「こうなんだな」と理解できるよう、お互いがんばりましょう(笑
>junponさん
>ちゃおさん
結局は、
「自分の釣りたいルアーで、釣りたい魚を、思い通りに釣る。」
これがいわゆる「釣った」というヤツでしょうね。
そういう意味では、釣りという遊びは、「自慢しあうオナニー」だな、と自嘲することもあります。
カラーで統一しているんですね!
俺は、カラーローテーションは必要だと思っているので、ある意味対極にいますね!
これだからルアーは面白いと思いました!
>ツノさん
ヤマメはナワバリを持つので、その可能性はありますよね。
ある研究では、パーマークに対して攻撃する本能がトラウトにはあるとも。
赤にも攻撃するとも言いますね。
まぁでも結局わからないので、たくさん釣って「こうなんだな」と理解できるよう、お互いがんばりましょう(笑
>junponさん
>ちゃおさん
結局は、
「自分の釣りたいルアーで、釣りたい魚を、思い通りに釣る。」
これがいわゆる「釣った」というヤツでしょうね。
そういう意味では、釣りという遊びは、「自慢しあうオナニー」だな、と自嘲することもあります。
Posted by 3417 at 2008年08月06日 19:09
わぁ~パーマークにですか!赤は稚魚のグミかなぁ・・・
なるほど!餌の取り分を増やすには効果ありますね。
勉強になります。
ブログ応援してます、更新頑張ってください
。
なるほど!餌の取り分を増やすには効果ありますね。
勉強になります。
ブログ応援してます、更新頑張ってください
。
Posted by ツノ at 2008年08月06日 20:17
色んな理由があるとは思うけど、でもそのカラーでしか釣れないわけでもないしね。
わからないよね。
わからないよね。
Posted by 3417 at 2008年08月07日 23:50
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