北海道を釣り尽くす…つもり(笑)

増水中と聞いて、「こりゃチャンスだ！」とばかりに、無理やり時間作って車走らせましたよ。

いそいそと川に下りてみると…

予想以上に水量が多く、とても対岸に渡れるような状態じゃない。

さてどうしようか…

この日入った流れは、どちらかといえば、対岸からの方が狙いやすいポイントが続く。
こっちからだと、足元にいいポイントが続くんだけど、柳が邪魔でまともにキャスティングできる場所が非常に少ない。

上流の橋から回り込むという選択肢もあるけど、これだと今日の実釣時間すべてを藪漕ぎで終らせてしまうことになる。

と言ってもキャストしない限り魚は釣れないので、なんとか足場を見つけて第一投。
いきなり足元の沈石の陰でヒット！アワセは入ったんだが、食い挙げてきてそのままジャーンプ！だったので、あっさりブレイク。

やっぱり手前に居やがった。これだから対岸に渡りたかったんだよ。
かなり幅広の50越え確実なサイズ。

いきなり悔しい気持ちと期待感とが絡み合う複雑な気持ちのまま、周辺の藪をかき分けキャストを繰り返す。

ところが、どうにも渋い。つか反応がない。
今日は早くに上がらなくちゃならないので、刻々と迫る終了時刻に焦燥する。

残り1時間。よし、移動しよう！

藪をかき分け崖を上り、林道を走ってひとつ上のプールに向かう。

再度藪に飛び込み、崖を下りて、腰のジュースに手を伸ばすと…なんともいえない気持ち悪い触感

青大将が体に巻きついてましたキャ～

「うるさい！あっち行け！」と追い払い、早速キャスティング開始。
無反応。
時間的に、今日はここで心中するしかない。
残り30分。

意を決して柳の林に突っ込む。

少し開けた場所は、本流の落ち込みの肩に辺り、小川が指し込んでいる深場という、いないわけがない、っつーポイント。
本流筋に撃ち込み、深場を広く探って柳の下をトレース。小川の指し込む辺りでヒット。しっかりアワセも入り、がっちりフッキング。
がんがん底に刺さるファイトを満喫し、小川に引きずり出して無事ランディング。


ちょっと細身のメスですが、ものすごくパワフルなヤツでした。

アゴがなく、何度か釣られていることがわかるね。

ということで、53cm。

とにかく、今日も釣れました。
あ～よかった。