2008年05月27日
オショロコマ
北海道では、唯一の陸封のトラウトだね。まぁ知床辺りだとドリーバーデンが漁獲されるそうだけど、ほとんど海に降りないといって良い。大雪ダムでは降湖型が時々釣れるけど、他では見たことがない。あとは然別湖の亜種(ミヤベイワナ)か。
それぞれの環境に適応しているので、地域による個体差が大きく、それが釣り歩く楽しみのひとつでもある。
本州のイワナもそうだけど、大雑把には、より暖かい地方の個体のほうが赤みが強いかな。そういえば、ヤマメよりも南方に生息しているアマゴにも朱点があるよね。
暖かい地域ほどに赤が強くなるのは、どういった理由なのだろう?
ただ一概にそうとも言えなくて、同じ十勝川水系でも支流が違うと、赤みの強い個体がいたり、黄色のかかった個体もいたり、なんてこともあるし、知床半島でも羅臼側とウトロ側とでは色合いがかなり違っていたりもする。
エサや周囲の岩の色、水質なども影響しているのだろうね。
こういうのを本腰入れて調べてみると面白いだろうなぁと思う。
それぞれの環境に適応しているので、地域による個体差が大きく、それが釣り歩く楽しみのひとつでもある。
本州のイワナもそうだけど、大雑把には、より暖かい地方の個体のほうが赤みが強いかな。そういえば、ヤマメよりも南方に生息しているアマゴにも朱点があるよね。
暖かい地域ほどに赤が強くなるのは、どういった理由なのだろう?
ただ一概にそうとも言えなくて、同じ十勝川水系でも支流が違うと、赤みの強い個体がいたり、黄色のかかった個体もいたり、なんてこともあるし、知床半島でも羅臼側とウトロ側とでは色合いがかなり違っていたりもする。
エサや周囲の岩の色、水質なども影響しているのだろうね。
こういうのを本腰入れて調べてみると面白いだろうなぁと思う。
大雑把な印象だが、日本海側に注ぐ河川に少なく、オホーツク・太平洋に注ぐ河川に多いかな。
道南の鳥崎川には放流されていて生息しているが、一応南限は尻別支流の真狩川ということになってる。他の支流にもいるけど、確実に会いたいならやはり真狩川だ。ここは湧水の川で水温が低いため、生息に適しているのだろうね。
真狩のオショロコマは色黒でオレンジの腹。なかなか派手です。
積丹半島にも一部の河川にだけオショロコマが生息しているんだが、周辺にはいないこと、付近のもっと大きな河川にはいないことを考えれば、これは放流されて居ついたものじゃないのかな?と思う。
札幌山塊のオショロコマは、かなり危機的な状況だとか。でも考えてみれば、尻別川や余市川って、鮎もオショロコマも居るってんだからすごいよな。
石狩川水系だと、大雪山系では釣れる。大雪ダムや金山ダムから上流か、忠別川の源流域で、だね。雨竜川上流にも居そうなもんだが、聞いたことないな。
石狩川から北の日本海に注ぐ河川では、全然見たことも聞いたこともない。密猟した登山者が、暑寒別川でオショロコマを釣ったと言っているのを聞いたことがあるけど、これは確認のしようがない(笑)。
天塩川水系でも釣ったことないし、聞いたこともないな。
オホーツクの河川だと、湧別川でぽつぽつ釣ったが沢山居るという印象はない。常呂川水系にもいることはいたが、斜里川辺りからだよな、やっぱり。神の子池に溜まっているオショロコマの群れは有名だろ。
知床半島では沢山釣れるが、20cm越えるサイズにはほとんどお目にかかってない。太平洋側に回ると、忠類川は比較的下流の支流にもいるけど、他の河川ではやっぱり見たことも聞いたこともない。屈斜路湖や阿寒湖の上流も、いるという話を聞いたことがないな。
かなり昔に使い捨てカメラで撮ったから…
上がウトロ側、下が羅臼側。大まかにウトロ側は白っぽい個体が多くて、羅臼側は赤っぽい個体が多かった。
十勝川水系は沢山いるし、型も良い。それでも音更川から西の本支流域に限られているかな。20cm以上のサイズがかなり釣れるし、岩陰の深みをそっと覗いてみると、群でぎっしり溜まっていることも良くある。新得町内は知床と並ぶオショロコマの天国だなと感じる。アメマスともきっちり棲み分けているようだしね。
これは十勝川本流の源流域。
これらは支流トムラウシ川水系各河川のオショロコマ。みんな黄色っぽいし、斑点はオレンジ。
これは別な支流のオショコロマだが、全体に黒っぽくて、腹が白い。主点もピンクに近い感じ。ここのはでかい。写真はみんな30cm前後。
日高山脈にもいるが、十勝側に比べると日高側は少ないんじゃないかな。
上が十勝側で、下が日高側。十勝側の方が、サイズが大きく、色白で、個体数も多いと思う。
30cmサイズを釣ればそれなりに自慢になるくらいの小さい魚だが、捕食がヘタだし、流芯に出てくると流されちゃったりするし、そのくせ好奇心旺盛でルアーにはやたらと反応良いし、と、じれったくて楽しませてくれる。それがなんだかかわいらしいんだよね。
時々寝ているのか、全く反応しないことがあるんだが、そういう時は石を放り込んで叩き起こしてからルアーを投込んでみると、途端に釣れだしたりもする。
時間のある時はゆっくりと遊びたいトラウトだ。
道南の鳥崎川には放流されていて生息しているが、一応南限は尻別支流の真狩川ということになってる。他の支流にもいるけど、確実に会いたいならやはり真狩川だ。ここは湧水の川で水温が低いため、生息に適しているのだろうね。
真狩のオショロコマは色黒でオレンジの腹。なかなか派手です。
積丹半島にも一部の河川にだけオショロコマが生息しているんだが、周辺にはいないこと、付近のもっと大きな河川にはいないことを考えれば、これは放流されて居ついたものじゃないのかな?と思う。
札幌山塊のオショロコマは、かなり危機的な状況だとか。でも考えてみれば、尻別川や余市川って、鮎もオショロコマも居るってんだからすごいよな。
石狩川水系だと、大雪山系では釣れる。大雪ダムや金山ダムから上流か、忠別川の源流域で、だね。雨竜川上流にも居そうなもんだが、聞いたことないな。
石狩川から北の日本海に注ぐ河川では、全然見たことも聞いたこともない。密猟した登山者が、暑寒別川でオショロコマを釣ったと言っているのを聞いたことがあるけど、これは確認のしようがない(笑)。
天塩川水系でも釣ったことないし、聞いたこともないな。
オホーツクの河川だと、湧別川でぽつぽつ釣ったが沢山居るという印象はない。常呂川水系にもいることはいたが、斜里川辺りからだよな、やっぱり。神の子池に溜まっているオショロコマの群れは有名だろ。
知床半島では沢山釣れるが、20cm越えるサイズにはほとんどお目にかかってない。太平洋側に回ると、忠類川は比較的下流の支流にもいるけど、他の河川ではやっぱり見たことも聞いたこともない。屈斜路湖や阿寒湖の上流も、いるという話を聞いたことがないな。
かなり昔に使い捨てカメラで撮ったから…
上がウトロ側、下が羅臼側。大まかにウトロ側は白っぽい個体が多くて、羅臼側は赤っぽい個体が多かった。
十勝川水系は沢山いるし、型も良い。それでも音更川から西の本支流域に限られているかな。20cm以上のサイズがかなり釣れるし、岩陰の深みをそっと覗いてみると、群でぎっしり溜まっていることも良くある。新得町内は知床と並ぶオショロコマの天国だなと感じる。アメマスともきっちり棲み分けているようだしね。
これは十勝川本流の源流域。
これらは支流トムラウシ川水系各河川のオショロコマ。みんな黄色っぽいし、斑点はオレンジ。
これは別な支流のオショコロマだが、全体に黒っぽくて、腹が白い。主点もピンクに近い感じ。ここのはでかい。写真はみんな30cm前後。
日高山脈にもいるが、十勝側に比べると日高側は少ないんじゃないかな。
上が十勝側で、下が日高側。十勝側の方が、サイズが大きく、色白で、個体数も多いと思う。
30cmサイズを釣ればそれなりに自慢になるくらいの小さい魚だが、捕食がヘタだし、流芯に出てくると流されちゃったりするし、そのくせ好奇心旺盛でルアーにはやたらと反応良いし、と、じれったくて楽しませてくれる。それがなんだかかわいらしいんだよね。
時々寝ているのか、全く反応しないことがあるんだが、そういう時は石を放り込んで叩き起こしてからルアーを投込んでみると、途端に釣れだしたりもする。
時間のある時はゆっくりと遊びたいトラウトだ。
Posted by あに at 12:17│Comments(0)
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