北海道を釣り尽くす…つもり(笑)

道南の某河川。

鉄頭のサマーランがあるんでないの？

そんな噂を聞いたので、夕マヅメの一時間だけだが狙ってみることにした。

嘗てはヤマメの川として知られた名川のせいか、最近、これといった釣果情報が聞かれない川ながらも釣り人は途絶えない。

先行者はいずれもエサ釣りだったので、入ってみることにした。

狙いはとにかく対岸のボサ下。



3投目にルアーに違和感。

根掛かりかな？

と思ってあおってみると、ラインの位置は変わらないのに、じりじりとドラグが鳴る。

こりゃ長期戦だね

とタバコに火をつけて、魚を疲れさせようと上に下にと移動しながらリールを巻き続ける。

が、全然動かない。ひたすら引っ張られ続け、ドラグは鳴りっぱなし。

「PE14lbだし、大丈夫だべ。」
状況を打開しようと、下流に回って強めにあおって、下流側から岸に寄せようとする。

と、腹部に赤いライン(？)が見えた。

お～いきなり鉄か？！

期待に胸が膨らむ。

が、全く寄ってくる気配がない。
すでにタバコ2本吸い終わった。

さすがに腕が疲れた。
けど相手も疲れている様子。やや下流に寄せることができた。
自分も川を渡って、魚の側に行ってみる。


お！

でかい！

70～80cmはあるぞ！


けど…

シャケだ～


残念！

赤いラインに見えたのはブナ毛だったか…
その後、なんとか足元まで寄せてきてフックを外す。

ヤツは何事もなかったかのように流れに消えていった。


シャケと格闘するのは、ほぼはじめてなんだが、あんまりファイトしないんだな。

いや、ロッドが弱すぎて(シルバークリークS 602LRS-V)相手にされてなかっただけか…

ただひたすらに綱引きするだけで、とにかく腕が疲れました。