北海道を釣り尽くす…つもり(笑)

GW以来ですから、約ひと月ぶりの釣りです。

最近、ほんとに釣りに行けてない。
今年なんて、どう考えてもニジマスがいいシーズンだというのに、竿振る回数が減れば当然釣れる数も減るわけです。
仕事柄、通いの川周辺を巡る日々なだけに、ストレスだけはどんどん溜まります。

未明のうちに家を出るつもりだったのですが、起きてみると5時。
仮眠のつもりだったのですが、すっかり目覚ましに打ち勝ってしまいました。

ま、それでも、この日を逃すと、次はいったいいつ行けることやら…なので、重い身体を奮い立たせて車に乗り込みます。

現地の状況は…

予想通りの、笹濁りの増水状態。
ダムはほぼ全部が空いている状態らしいので、まぁ、こんなモンでしょう。
水温は13度くらいですから、瀬には出てないだろうけど、底にへばりついているわけでもなさげ。個人的にはかなり狙いやすい状態です。

増水状態の本流なので、普段狙っているおいしいポイントの半分くらいはスルーします。
時折ジグに変えて遠投はしてみるものの、やはりジギングのデメリットがここで顔を出します。

遠すぎてキャストコントロールが付かないんですね。

藪や対岸にジグを突撃させてしまい、いくつもロストします。
これはストレスでしたね～。

更に追い打ちをかけたのが、40cmくらいのニジを取り損ねたこと。
ギリギリまでルアーを追ってきたので、アメマスだと思ったんですが、ヒラッとターンした時にレッドバンドが見えました。肝心なところでミスってしまったので、ますますストレス溜まります。

ちょうど入渓点と思われる場所まで上がってきたので、ここで少し落ち着こうと思い、ブレイクを入れます。上流側にもなかなかの大場所が見えましたが、敢えて無視します。



ポイントを休めて、再び釣り下ります。

大きな落ち込みの対岸の肩、やや小さめのポケットを狙って、メタルリップレスの9gを装着します。
3投目くらいでようやく距離が合って、狙い通りに着水します。
そこからすっと5mほど流れに載せたところで、対岸からもはっきりわかるほどの魚影が追い食いしてきました。

ドスッ！とロッドが持って行かれるような強いアタリです。
そのまま一気に下流に走られます。ドラグは鳴りっぱなし。
かなりパワフルです。ロッドに伝わる重量感はかなりのもの。
ジャンプ3発食らいましたが、ニジマスらしくない太さの魚体です。着水の度に大きく持って行かれるので、かなりハラハラもののやり取りでした。
足下に寄せても、なかなか大人しくなりません。極太の魚体は体力もばっちりのようで…

ファイト中は、60オーバーを確信していたんですが、計測してみると、54cmでした。



それにしても太い。3キロ以上は確実にありますね。



ひとしきり撮影した後にお別れ。
激しいファイト後のニジマスは比較的グロッキー状態なのですが、コヤツはすぐに元気取り戻して泳ぎ去りました。



その後も釣り降りましたが、ヒットは無し。ちびアメマスが数匹姿を見せてくれました。魚の姿を確認できたので、これはこれで気持ちがいいですね。