ラブ注入

あに

2011年07月07日 12:02

さて、先日購入したラブラックスに魂注入するため、泊まりがけで磯に立ってきた。

現場にはだ~れも居ない。

この日は曇天。雲ひとつない闇夜に一人立つ磯は、さすがにぶるったが、そこは気合いでカバー。

ユリのお花畑もきっと俺を祝福してくれているはずだ。



まずは手堅くワームでスタート。

さすがにMax60gのヘヴィーなロッド。少々感度が鈍る。
特に小さなアタリは海草なのか岩なのか魚なのか、ちょっとわかりにくい。

ま、わかっていて買ったロッドだから、この辺は慣れるしかない。
カーブフォールで海底を叩きながら引いてくると、こつこつと明らかな魚の反応。

ただ、ちょっと合せどころが掴めないままに、巻き取り出すと、ロッドに重みを感じる。そこでえいやっとアワセ。

乗りました。

早速ラブ注入に成功。



ホッケだ。
いきなりこいつかよ!

速攻リリース。

さて、その後はいまいち反応鈍い。ま、砂地だから、そうそう魚が居るわけでもないから仕方がない。

黙々と投げては巻き、投げては巻きを繰り返していると、今度はロッドをひったくるような強いアタリ。

もっともひったくると言っても、むちゃくちゃ強いわけではない。
巻き取ってくると、時折グングンと暴れる。

ん~、アブかな?



アブでした。35cmくらいかな?
悪くはないサイズだが、このクラスを相手するために買ったロッドではない。

それでは、と、イカ釣り漁船の漁火の明かりを頼りにと、ジグに切り替える。
結ぶはもちろんIOカスタム。

底をずる引き。ねらうは当然、あの平たい魚。

何投目かな、50mほど沖目で、ジグがひったくられた。すかさず合せる。
これは良いアタリだ。

しかも重い。ファイトもアブのそれとは明らかに違う。

これは来たっしょ。釣れたら速攻帰るぞ。

ヘヴィーなロッドが、思い切りしなる。

でかいっしょ、こりゃでかいっしょ。

興奮が高まる。

足下まで寄せてくる。

白い腹が見える。











あれっ?長い。

なんだこりゃ?

とりあえずネットインして引き上げてみると…





サメじゃねーかよ。



とぼけた面しやがって…

80cmくらい。

リリースしようと足下の波打ち際に放したのだが、すっかり落ち着きやがって、なかなか帰ってはくれなかった。



ここで猛烈な眠気に襲われ、そのまま磯で眠りについた。


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