ようやく

あに

2008年07月16日 12:06

いかにいい流れでも、簡単に入渓できる場所ってのはどうしても魚の数が少ない。
ここのところ満たされない釣りを続けていたので、少々めんどくさい場所に入ってみることにした。

例によって前後の見えない藪に突っ込む。



急斜面を滑り落ち、河畔林を乗り越えて川に出る。
濁りのある支流が差し込み、手前は白濁した流れ。沖目はゆったりと流れる本流。バイガモの根がそこかしこにあり、ところどころ深さがある。川床は意外に複雑。そこかしこにライズがあるので、魚のついている場所は大体見える。
キャストできる程度に、河原に生える草をなぎ倒して場所を確保。

まずは沖目のライズを狙ってみる。

すると…

支流と本流の流れの際で、魚影が反転した。なかなかのサイズだ。
足元までルアーを引いていたので、引き上げようとリーリングスピードを上げたところでのことだ。

そうか!このスピードか!

再度沖目にキャストし、今度はかなりファストにリトリーブする。

ガツン!とヒット!

今日のロッドはかなりファストテーパーなので、ある程度のサイズじゃないと、ちゃんとフッキングしてくれない。
が、問題ないサイズだ。
走り回るニジを、身動き取れない場所なので、ロッドワークとドラグでなんとか寄せてきてランディング。




















41cm



あぁ久しぶりの手ごたえだ。
ここのところ釣果に恵まれていなかったので、小さくガッツポーズ。

その後、25cm位のニジマスと、20cm位のヤマメを釣り上げて終了。こちらはいずれもマイクロスプーンでの釣果。

気分よく切り上げたはいいが、やはり帰り道は相当難儀した。
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