外来魚?
ニュースにしても、某雑誌にしても、外来魚を語る際にやたらと問題になるのは、「魚食性」なんだが、「要注意外来生物リスト」を見てもわかるように、問題なのは、魚食性ばかりではない。
エサや生息場所の奪い合い。産卵期のズレによって、在来種の産卵床を荒らす可能性が指摘されている。
河川残留の個体に限れば、特にニジマスやブラウンは、在来のサケマスに比べると、成長は著しく早い。
そして、在来のサケマスよりも産卵時期が遅い。
つまりそれはどういうことになる?
某雑誌の記事を見ると、
「外来魚はそもそもいてはいけないもの」、「外来種だから駆除すべき」といった、一部の研究者やマスコミによって近年つくり上げられてきた、ブラウントラウトの悪いイメージ
という書き方がされていた。
それは単なるイメージなのか?
外来種を駆除しても、在来種の復元は望めない、何もいない川になってしまうだけ…
そんな文章も見かけたが、本当にそうかい?
手立てはあるんじゃないのかい?
逆に聞いてみたいね。
外来種はいてもいいものなの?
外来種と言っても保護されるべきものなの?
この質問も"禁句"なんですかね。
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