道北遠征 その3

あに

2008年05月06日 13:42

さすがにここまで来ると朝は寒いね。寒くて目が覚めた。
川を見てみると、濁りはないが、やはり水量はかなり多い。諦め気味に堰堤の下に入ってみる。
やっぱり反応はない。
ただね、天塩川本流よりも、名寄川とその水系の方が魚が居そうな雰囲気ある。本流も、支流のサンル川・下川パンケ川・シカリベツ川なども、河畔林が迫っているし、魚が付いていそうなポイントも多い。水生昆虫も多そうだ。ヤマメの名流らしく、鬱蒼とした雰囲気だ。

が、それはどうも今日のことではないらしい。
これだけ水量多いと、魚は上って来れないのだろうか…

堰堤下の大場所を狙ってた時に、ルアーが根掛かりのラインに引っかかってしまった。軽くあおってはずそうとしたら…

折れた

参った。もう生産してないロッドだから部品在庫あるとも思えないし、他にこの流れを狙えるようなロッドはないし。なによりも、このロッドに替えてからは、たくさんの大物に出会ってきた愛着のあるロッドだ。
痛いで済まされることじゃない。

仕方なくカーティスのティエラに持ち替えて再度川に下りる。
このロッドはかなり先調子。だからコントロールはすごく良い。だけど魚のパワーには勝てず、簡単に穂先が折れてしまう。大物が出ても諦めるしかないんだよな。

いくつか場所を変えて、ちょっとした函に降りてみる。雰囲気は抜群に良い。流れも少し緩やかだ。ここならなんとかなるだろうなと思ったんだが、やっぱり渋い。


諦めかけたところで、ルアーを追う魚影を確認。どうやらアメマスだ。しかもかなりでかい。50cm前後はありそう。
身を伏せて再度キャスト。また追ってくる。が、足元まで追ってきたけど食いついては来なかった。たぶん姿を見られたのでこれでお終い。こういう読みだけは当たる。ほんとにその後は来なかった。
頭に虫食い模様はなかったので、陸封型(要するにイワナだね)の可能性大。抜かったね。
やっぱりアメマスは難しいし、そして面白いね。

その後はすっかりやる気を失くして、山菜採りに興じて終了。
ランディングネットがすっかり違う目的で使われてます(汗)。


その後、下川の万里の長城でくつろいで帰路につきました。





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